多糖類の効果

糖質、すなわち炭水化物は、大きく分けて3種 類あります。ブドウ糖や果糖などの単糖類、砂糖 などの二糖類、それに米や麦など穀物のデンプン である多糖類がそれです。

これらのいずれもが、体内に入ると消化されて 最終的にはブドウ糖になり、腸で吸収されます。 吸収されたブドウ糖はまず肝臓に運ばれて、その 一部は貯蔵ブドウ糖(グリコーゲン)として蓄え られます。

それ以外のブドウ糖は筋肉などに運ば れて、私たちの活動のエネルギーになります。い わばブドウ糖は体の活動のガソリンなのです。そ して、筋肉などに利用されないブドウ糖は脂肪組 織(脂肪細胞)に運ばれて脂肪に変えられます。 甘い食品昼王食類より太りやすい。

ところで、吸収されたブドウ糖は血液にとけで 体の各部に運搬されますが、血液中に一定の量⊥ ぇると、それが刺激となって膵臓からインスリン というホルモンが分泌されます。インスリンは 肪組織での脂肪の合成を促し、その一方、すでに 蓄えられた脂肪が分解するのを抑える働きがあり ます。

レジスタント・スターチとは

つまり、やせるのに不都合な作用をするわ けです。  糖質の中でも、甘みを感じる単糖類や二糖類、 すなわちブドウ糖や果糖、砂糖は、体の中に入る と消化吸収が非常に速やかに行われます。

ただちに活動のエネルギーになるという利点がある反面 インスリンの分泌を促すのも早く、そのため体脂 肪を合成しやすいという特徴を持っています。 一方、ご飯やめん類などの主食類に多く含まれ るデンプン質(多糖類)は、ブドウ糖や果糖、砂 糖にくらべてインスリンの分泌を促す作用が弱く 食後に血液中のブドウ糖がゆっくりふえていくと い・塵を持っています。

またデンプン質には消 化されにくいレジスタント・スターチ(消化抵抗 性デンプン)が含まれていて、小腸で消化されず、 大腸まで行って食物繊維と同じ働きをするといわ れています。

甘いものに目がない

このように見てくると、甘い食品は、ご飯やパ ン、めん類などの主食類にくらべて太りやすいと いうことがわかります。 甘い糖‡と脂肪をいっしょにとると...... 甘い食品の代表である砂糖は、小さじ1杯4g で15kCdとかなり手ネルギーが高いので、特別な注 意が必要です。  ちなみに、砂糖をたくさん使った菓子の一つであ るまんじゆう1個のエネルギーは約130kCdで、ご飯 に換算すると茶わんに軽く1杯に相当しまた、 ショートケーキ1個は脂肪分も多く、320kCdに もなります。

このシすートケーキの上一っに糖分と脂肪をいっし ょにとるような食品は、特に体脂肪を蓄えやすく、 太りやすいことがわかっています。食事の際の食 べ合わせも同様で、脂肪たっぷりの焼き肉を食べ たあと、デザートに甘いものを食べたり、ハンバ ーガーやフライドポテトをシェイクなどのソフト ドリンクといっしょにとるなどはぜひ避けなけれ ばなりません。