デンプンをエネルギーに変える

デンプン質食品にも比較的インスリンの分泌を刺激しやすい食品 とそうでない食品があります。たとえば、いくつ かのデンプン質食品についてインスリンの分泌を 促しやすい順序に並べてみると、焼きじやがいも 1パン↓白米1玄米となります。

この順序を見ると、お米、つまりご飯は比較的イ ンスリンの分泌を刺激しにくい食品であることが わかります。ご飯は粒のまま食べるので消化吸収 に時間がかかるからです。ご飯にはほかにも、腹 もちがよい、満足感や満腹感が高いという利点が あります。

ちなみにご飯1ぜんは釣160仙ですが、 このエネルギー量はパンでは6枚切りで1枚、ざ るそばで1す人前に相当します。さらに、ご飯は 脂肪の少ないおかずとの相性がよいという特徴も あります。つまり、ご飯はかなり理想に近いダイ エット食品なのです。ですから、減食がダイエッ トの基本ではあっても、ご飯などの主食類は極端 に減らしすぎないことがたいせつです。

野菜は1日に300g食べます

野菜はエネルギーの低い食品です。おかずの材料 として加えれば分量をふやしてくれますし、たく さん食べればおなかの足しになるうえ、それほど エネルギーのとりすぎを心配する必要もありませ ん。しかも、体の働きの潤滑油として欠かせない ビタミン、ミネラルのたいせつな供給源でもあり ます。

野菜には、大別するとキャベツやきゆうり、大根 などの淡色野菜と、ほうれんそうやにんじん、か ぼちやなどの緑黄色野菜とがあります。どちらも ビタミンやミネラルの重要な供給源ですし、食物 繊維という成分も豊富です。特に緑黄色野菜には ビタミンA(カロチン)やビタミンCなどが多く 含まれ、ガンや心臓柄の予防に効果があるという ことで最近注目を集めています。1日に必要な野 菜の量は約300gですが、そのうちの⊥3、約100g は緑黄色野菜にしたいものです。

海藻はビタミンの宝庫

わかめやこんぶ、のり、ひじきなどの海藻類、し いたけやなめこ、しめじなどのきのこ類、それに こんにやくなども野菜の仲間です。いずれもエネ ルギーがほとんどない、いわゆるノンカロリー食 品であるうえ、食物繊維もたっぷり含まれていま す。また、海藻類には、ビタミンやミ、ミネラルルが豊 富です。